~着工からお引渡しまでの歩み~
着工・仮設・足場等設置~屋根復元工事
建物の外周及び内部の必要箇所に足場を設置し、作業の安全を確保すると共に、メッシュシートを張り、近隣の住宅へスス等が飛び散らないよう仮囲いを設置しました。
焼失した部材を完全に撤去し、復元作業のために、素建てに近い状態までもっていきます
第一に雨対策として屋根部分の復旧・復元工事の準備です。
桁・垂木は使える部分・交換部分に分け、新規部材は旧部材と同寸の物に交換します。
垂木の炭化の激しい部分は、上に乗っての作業は危険なため、内部足場を組み、中からの作業になります。
鉄骨造では崩れ落ちていたであろう状態でも、部材の中までは炭化せずに残ったというのは木造の建物ならではの粘り強さではないでしょうか
保存のために一度外した座敷の鴨居です。
手の込んだ仕口が使われており、我々も解体中には大変勉強になります。